悲しみの奥には怒りが隠れている~親ならずっと私を守ってほしかった


思考の学校認定講師 きしもと有加です🌸
今回は「怒り」についての体験を書きたいと思います。
怒りも大切な感情

「怒り」といってもいろいろな気持ちがありますよね。
思考の学校に出会って、気づきました!
私の日常生活は小さな怒りで溢れていました。
いつも心の中では、ジャッジして怒っていたのです💦
そして私たちはそんな「怒りの感情」を悪いものとしてしまいがちです。
思考の学校では、そんな悪者にされがちな「怒りの感情」をとても大切にしています。
喜怒哀楽…「怒」もほかの感情と同じ、大切な感情なのです。
そして怒り、ネガティブな感情にはその奥に本音が隠れていたりするのです。
私たちは良い人と思われたかったりするので、怒ってる人を見ると嫌だなと思ったり、怒ることは良くないというのが自然と身について、怒りをナイことにしてしまうのです。

怒りの感情の扱い方はまた次回に書きたいと思います。
悲しみの中に隠れていた怒りと本音

前回の記事で、「親の愛」で母が他界したことは、それさえも愛だと感じていることを書きました。(よかったら読んでみてください)
母との別れの当時は「思考の学校」にも出会えてなかったし、本当に悲しくて寂しくて…
でも、思考に出会って、「悲しみには怒りが隠れている」と知り、すぐに母のことが思い浮かびました。
あの涙の奥には「私をこの世に残して旅立った母に怒っていた」と気づき衝撃を受けたのです。
子ども心の私は「甘えたい私を残して、逝ってしまったこと」に怒っていたのです。
- まだまだ甘えたかった
- これから先も助けてほしかった
- 相談にのってほしかった
- これからどうしたらいいのか自分一人じゃ決められない
- いろんなところに一緒に遊びに行きたかった
- 子どもの成長をもっと一緒に見てほしかった
これ、自分で書いてびっくりするくらい「依存」です。
そして、まだまだ依存したい私の思い通りに生きてくれなかった母に「怒」の感情。
これも、6歳くらいまでにできあがった私の思考のクセ、そのままです。
私は、思い通りにしてくれないと、すぐに怒ります!拗ねるのです!
学びの中でその怒りを書き出した時には、愕然としました。
どれだけ自分が依存し、この年齢になっても子どもだったか…
侑嬉校長も、「何歳になっても親の話になると、みんな子どもになるんだよね」と言います。
もちろんそれも大事な感情、良いも悪いもないのですが、現実を創っていくのに足を引っ張る思考のクセなので、少しずつ手放していきたいです。

悲しみに怒りが隠れているなんて、びっくり💦
怒りが創り上げる現実

実は母が亡くなって2週間のうちに、私は交通事故を2回目撃しました。
- 渋滞中、反対車線で衝突事故が起こり、私の前の車が巻き込まれ、その衝撃で私の車に迫ってきてぶつかる寸前…、なんと私の車の数十センチ手前でギリギリ止まる💦
- 信号待ちをしていたら、ドンという音がして、気づいたら後ろの車がその後ろの車に追突されていた💦
スピリチュアル、目に見えない世界、魂の世界が好きな私は、この時すぐに「母が守ってくれた!ありがとう」と母を感じました。
さらにポジティブな私は「お母さんが、『天国から守っているから大丈夫だよ!』とこの出来事を通して知らせてくれているんだ!」と思いました。
その考えもそれで私の中に安心が増えるならいいと思いますし、母の愛を感じたいその気持ちも大切にしたいので良いのです。
でも今は「思考の学校」で学ぶことで、『思考が100%現実を創っている』ことを知りました。
思考の学校では「事故」は怒りが潜在意識にたまっているサインだとお伝えしています。
これを聞いたときに、過去の事故の目撃は「私の中に怒りだった」と気づいたのです。
悲しみの中にある怒り、そして事故の目撃、これらが繋がって私は激しく納得したのです。
そして、思い出したということは、今も私は怒っていたということです。
母が私を残して逝ってしまったことに対して私は、
- 「私を守ってくれるのがお母さんの仕事でしょ」
- 「私を残して逝ってしまうなんてひどすぎる」
- 「どうやって生きていけばいいか不安すぎる」
- 「親はいつまでも子どものそばにいるものでしょ」
と怒っていたのです。
悲しみの奥に隠れていたのはこんな気持ちだったのです。
親との別れが本当の自立

私たちは、何もできない赤ちゃんで生まれてきて、なんでもやってもらって育ちます。
しかし、親はだんだんとやってあげることを減らして、自立できるように育てます。
そして親との別れが本当の自立なのです。
侑嬉校長は、”死はギフト”と言われます。
親との別れが本当の自立の時…
現実からみると、私の潜在意識は自立したかった!
以前の私なら、これを、ポジティブに考える形で納得していたかもしれませんが、思考を学んだ今は、天国の母に安心してもらいたい気持ちでいっぱいです。
そして「100%思考が現実化」の考え方に当てはめると、「一番近くの親が亡くなるということは、自分の思考を大量に大量に大量に使って現実化させていた。そのエネルギーが自分の中に戻ってきた」と言われています。
これを聞いたとき、今まで以上に母を感じることができるようになったのです。
今は、愛情いっぱいに育ててもらった、「母の子」として、「愛情いっぱいに生きていきたい」と思っています。

私の体験が、気づきのきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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